お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣さんと梶原雄太さんが14日放送の日本テレビ系『しゃべくり007』に初登場。今では個々の活動でも注目される2人が、2000年のコンビ結成以来、誰にも言ってこなかったという悩みを先輩であるしゃべくりメンバーに明かしました。

番組はネプチューン(名倉潤さん、原田泰造さん、堀内健さん)、くりぃむしちゅー(上田晋也さん、有田哲平さん)、チュートリアル(徳井義実さん、福田充徳さん)の7人の芸人が旬なゲストを迎え “しゃべくる” トークバラエティーです。

この日の放送では、現在は絵本作家として活動し、会員数約4万人の月額制オンラインサロンを運営する西野さんと、チャンネル登録者数が約232万人のYouTuber『カジサック』として活躍する梶原さんが、それぞれの近況について報告しました。

■キングコング デビュー以来、“ずっと言えなかった悩み” とは…

新たなお笑いコンビの形として順風満帆に見える2人ですが、実はデビュー以来、ずっと言えなかった悩みがあるといい、しゃべくりメンバーの先輩たちに相談。“キングコング” として2人でテレビに出演することが少ないことについて「仕事を選んでいるわけでなくて、出方がわからないんです」と語る西野さん。

メンバーから「どういうこと？」と疑問の声が上がると、この日の収録を振り返りながら「今まで盛り上がったじゃないですか、でも1人生きてない人がいるんですよ」と説明。その “1人” が発言の少ない梶原さんのことだといい、スタジオから笑いが巻き起こり、その中でひとり仏頂面の梶原さん姿がありました。

■22年間、テレビでウケたところを見たことない

続けて西野さんは「もう22年ぐらいやっているんですけど、梶原くんがテレビでウケてるとこ、1回も見たことないんですよ」と熱く語るとスタジオは大盛り上がり。

これまで2人で出演したときも、大部分が先輩からいじられる西野さんの話題がほとんどで、梶原さんは横で『地蔵』のように黙って座っているだけだといいます。この日も終始、西野さんがしゃべくりメンバーと共にトークを繰り広げ、梶原さんはただうなずいているという場面が多く見られました。

この話を受けて、堀内健さんから「梶原はどう思ってるの？」と問われると「全然、面白くない！」と語気強めて語る梶原さん。「僕テレビ苦手なんですよ。2人で出た時どうすればいいかわかんない。ずっと西野で盛り上がって…」と22年間、ずっと言えなかった悩みを先輩であるしゃべくりメンバーに打ち明けました。

すると有田さんが漫才師だから西野が話しているときに相づちを入れればとアドバイス。実際にやってみると西野さんからは「相づちがうるさいな！」とツッコまれましたが、上田さんからは「梶原いいよ！」と好印象。すると梶原さんも「今のよかったですよね、これや！」と先輩たちの反応に興奮しながら、番組を締めくくりました。