俳優の広末涼子さん（42）が26日、主演する岡田准一さん（42）とともに、映画『最後まで行く』の完成披露舞台挨拶に登壇。“簡単には作れない”と感じたという、作品への感動を明かしました。

映画は、ひとつの事故を発端に極限まで追い詰められていく刑事の姿を描いたクライムサスペンス。自身が起こしたひき逃げ事件を隠ぺいしたことから、陰謀に巻き込まれていく主人公の刑事・工藤を岡田さんが演じています。さらに、綾野剛さん（41）が工藤を追う謎の監察官・矢崎を、広末さんが工藤の妻を演じています。

藤井道人監督作品に初めての参加となった広末さん。参加した感想を聞かれると「本当に勢いのあるチームで、スピード感、熱量、若さ、どれをとってもキラキラしていて。皆さんプロフェッショナルでかっこよかったですね。ここ数年、こんなハードな現場を見たことがないです。そう簡単には作れない映画だと思います」と、撮影での感動を力説しました。

さらに、興奮気味に「この映画を見終わった時に、2人が現在に生還していてくれてよかったなと思う。岡田くんと綾野くんじゃなかったら生還不可能なくらい」と明かしました。すると岡田さんが「最後まで行けてました？（笑）」と作品名『最後まで行く』にかけてツッコミをいれると、広末さんも「行けてるね！　生きてるから！」と答えました。

続けて、岡田さんが「“最後まで行く”って表現をできるのかがテーマだったんで、そう言ってもらえると行けたんだなって（思える）」と感慨深げに語りました。