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桂宮治の『笑点』メンバーカラーが決定 15年ぶり復活の色紋付にプレッシャー

2022年2月6日 17:40
桂宮治の『笑点』メンバーカラーが決定 15年ぶり復活の色紋付にプレッシャー
『笑点』新メンバーの落語家・桂 宮治さん

落語家・桂宮治さん(45)が5日、都内スタジオで行われた日本テレビ系の演芸番組『笑点』の収録(2月6日放送)に参加し、大喜利レギュラーメンバーとして自身の色紋付をお披露目しました。

メンバーカラーは鮮やかな黄緑が印象的な若草色。収録時のインタビューで、桂歌丸さん以来15年ぶりに復活した“若草色の色紋付”への思いや、大喜利レギュラーになって1か月“生活の変化”などについて語ってもらいました。

■メンバーカラーはきょう楽屋で初めて知った

きょう楽屋に入ってこの着物が置いてあって鳥肌が立ちました。いろんな色を想像お客様にしていただいたり自分でもしていたんですけど、この(若草)色でした。歌丸師匠が回答者時代にお召しになっていた色だということでございます。

若草色の色紋付が復活するのは、桂歌丸さんが司会に就任して1年後の『笑点』2007年7月放送以来およそ15年ぶり。1966年5月の放送開始から回答者、司会者として50年間番組を支えた“ミスター笑点”桂歌丸さんと同じ若草色を受け継ぐことになった宮治さんの思いとは―

■桂歌丸さんの「若草色」が15年ぶりに復活

“ミスター笑点”と言われていた歌丸師匠、その色を受け継ぐわけでございます。私なんかとてもそんなレベルではございませんが、宮治が入って“ミスったー笑点”と言われないように一生懸命頑張っていきます。この色が宮治の色だと皆さんに認識していただけるように、これから毎週頑張りますのでよろしくお願いします。

人生の先輩方には「歌丸師匠の色」というのがすごくあると思うんですけど、もっともっと若い子たちにも歌丸師匠が着ていたんだけど今、宮治の色なんだよといろんな世代の方に笑点の歴史も着物の色で知っていただけたらなと思います。

■大喜利レギュラーになって1か月、実感は?

正直ただの寄席芸人ですから街を歩いていても何もなかったんですけど、このたった1か月で電車に乗っていても街を歩いていても「あっ、あの人、笑点の…」って本当に言われるようになりまして。こんなに笑点はすごい影響力があるんだなというのを毎日毎日、日常で感じております。

子供たち娘が2人と男の子1人いるんですけど、小学校の娘たちがほんのちょっとだけ、パパを尊敬してくれるようになりました。ほんのちょっとだけです(笑)いつも邪険に扱われています(笑)

私は落語家なのでとにかく高座の上で落語を一生懸命お客様にしゃべって喜んでいただく、楽しんでいただく。ただそれだけではなく日曜日の夕方に大喜利を一生懸命頑張って、まだ落語に出会ったことがない方々に大喜利で落語家って面白いんだよと知っていただいて、大喜利から笑点から落語の高座に見に来ていただけるというような流れも作っていきたい。

宮治さんは2月11日から20日までの東京・新宿末廣亭二月中席夜の部「桂宮治主任興行」でトリを務めるほか、各地で開催される落語会に出演する予定です。