美人画あでやかに 湯沢の夏の風物詩 七夕絵どうろうまつり始まる
湯沢市の伝統行事、七夕絵どうろうまつりが5日夜、始まりました。
あでやかな美人画が描かれた絵どうろうが、夏の夜を幻想的に彩っています。
湯沢市中心部の商店街を会場に、毎年8月5日から7日までの3日間行われる、七夕絵どうろうまつり。
着物姿のあでやかな女性の美人画が描かれた、大小約120の絵どうろうが、通りに飾られています。
300年以上前から続くとされる七夕絵どうろうまつりは、江戸時代に京都から嫁いできた姫君がふるさとへの思いを五色の短冊に託し、青竹に飾ったのが始まりと言われています。
日暮れと共に絵どうろうに明かりがともされると、辺りは幻想的な雰囲気に包まれました。
また、会場近くにある県の有形文化財・旧雄勝郡会議事堂では、湯沢市の歴史や文化を紹介するプロジェクションマッピングが上映されています。
湯沢市の夏の風物詩・夕絵どうろうまつりは、7日までです。