炎の輪に願いのせ 角館の火振りかまくら
仙北市角館町の小正月行事、火振りかまくらが14日夜に行われ、無病息災や家内安全など人々の願いを乗せた炎の輪が幻想的な光景を生み出しました。
400年以上の歴史があると言われる、仙北市角館町の火振りかまくら。地元の農家が田んぼの厄を払うために始めたと言われていて、火をつけた炭俵を体のまわりで円を描くように回し、無病息災や家内安全を祈ります。
14日夜は角館の23か所で行われ、こちらの会場では地元の人に加え観光客も集まっていました。
地元から「楽しい。けどいまは怖かった」
地元から「1年間かぜをひかないように、無事に1年間過ごせますように願いを込めて回しました」
埼玉から「最初回しててもなかなか火が大きくならなかったんですけど、だんだん大きくなってあったかくてちょっとびっくりしながらでしたけど」
東京から「いやほんとに、厄が落ちる。厄が落ちた感じします」
夜の雪景色に浮かぶ炎の輪が幻想的な光景を生み出しました。