美しい木目に飾り金具 300年以上の伝統 岩谷堂箪笥の展示会 横手市
お隣・岩手の伝統的工芸品のひとつ「岩谷堂箪笥」の展示即売会が横手市で始まりました。
南部鉄器の飾り金具をあしらった美しい木目のタンスなどが並んでいます。
塗り重ねた漆が映えるケヤキの木目に、牡丹の花などの意匠が施された南部鉄器の飾り金具。
岩手の奥州市江刺に300年以上前から伝わる、国の伝統的工芸品「岩谷堂箪笥」です。
生産者でつくる組合が、横手市の秋田ふるさと村で展示即売会を開きました。
タンスや仏壇のほか、時代の変化に合わせて考案された、サイドボードなど約90点が並んでいます。
最大で定価の4割引きで購入できるとあって、初日からタンスを買い求める人の姿が見られました。
岩谷堂箪笥生産共同組合 八重樫公人さん
「2年目ですので、去年来てちょっと考えてまた来ますという方もいっぱいおりましたので、またぜひ来てほしいなと思います」
形や大きさを指定した特注品も特別価格で購入できる、岩谷堂箪笥の展示即売会は、秋田ふるさと村で来週月曜日、14日まで開かれています。