郷ひろみ、デビュー50周年ライブで50曲 休憩なしで熱唱
郷さんにとって12年ぶりとなる日本武道館でのコンサートは、最新曲『ジャンケンポンGO!!』からスタート。アップテンポナンバー4曲を歌い切ったところで、郷さんは「こんなに大変な曲を歌い終えても、まだ46曲残っているんですよ(笑)。とはいえ、皆さんのことを思えば大変だなんて、とても言えないですよね。僕のすべてをかけて、50曲を歌い切ります。郷ひろみの50周年を集約したパフォーマンスを見せますので!」と、熱く意気込みを語りました。
さらに、『約束』や『愛してる』などバラードの人気曲や、アコースティックバージョンで『よろしく哀愁』や『ハリウッド・スキャンダル』を歌うなど、大人のシンガーとしての郷さんの姿を見せ、ファンを魅了しました。
郷さんはコンサート前の取材会で、こうした“大人の歌手としての一面”など、様々な顔を見せることについて「今日ご覧になられる方が“ひろみってやっぱりアイドルだよね”、“いや、ひろみは大人の歌手だよね”、“いや、ひろみは俳優が似合うよ”とかって、いろいろ形容の仕方はあると思うんですね。でも僕自身、“郷ひろみ=〇〇”って思ってやってきたことはないんですよ。それがいつの頃からか、“あ、自分でそういうことを言わなくていいんだな”って。“僕は郷ひろみを続けてるんだな”って」と、様々な一面すべてを含めて“郷ひろみ”だと感じていると明かしました。
そして、郷さんはコンサートの最後に、時折言葉を詰まらせながら「僕のことを応援してくれる皆さんと僕との間には、ファンと歌手という関係を超えた絆があると信じています。この絆が永遠に続くように、これからも歌い続けますし、皆さんも応援してください」と、ファンへ感謝の気持ちを伝え、約3時間に及んだコンサートを締めくくりました。