“滋賀ふるさと観光大使” 西川貴教 担当する県庁職員が代々引き継いでいる “重要事項” を明かす
アーティストから会社の社長までマルチに活躍する西川貴教さん(51)が、27日放送の日本テレビ系『おしゃれクリップ』に出演。“滋賀ふるさと観光大使”を務めるきっかけとなった亡き母親にまつわるエピソードを明かしました。
番組は“私の中の、もうひとりのワタシ”をコンセプトに、MCを務める山崎育三郎さん、井桁弘恵さんがゲストの意外な一面を引き出していくトークバラエティーです。
今回のテーマは、西川さんが歌手として活動する時の呼び名『T.M.Revolution』にちなみ、“Takanori Makes 滋賀 Revolution”と題し、滋賀県の魅力を紹介しました。
■滋賀県庁の “西川貴教担当” が明かす 代々引き継いでいる重要事項とは…
2008年から“滋賀ふるさと観光大使”を務めている西川さん。番組では滋賀県庁の“西川貴教担当”という職員がVTRで出演。2~3年ごとに担当が代わるそうですが、異動する時に「西川さんは温かい飲み物好き!」という報告を重要事項として代々引き継がれていることを明かしました。
そんな温かい飲み物が好きだという西川さんは観光大使として、2009年に立ち上げた『イナズマロックフェス』やオリンピックイヤーの際には、滋賀県の最初の聖火ランナーを務めるなど活動。
さらに最近では地元の老舗和菓子屋とコラボレーションした“西川餅”を販売するなど、“滋賀の顔”として精力的にPR活動を行っています。
■滋賀の観光大使就任した1番の理由は…亡き母親への思いから
今では多くの県民に愛され“次期県知事!?”との声も聞こえてくるほどの西川さん。観光大使に就任するきっかけとなったのが母親の存在だったといいます。
「もともとはこんな立派なことやりたいとかじゃなくて…」と切り出すと「母親が病気をしまして、どうやったらおふくろの面倒が見られるかなと思った時に、(滋賀県で)仕事を作るしかないなと…」と母親を看病するために地元に帰る口実が欲しかったという思いから観光大使を引き受けた1番の理由だったことを明かしました。
そして2017年に母親が他界し「目的を失った」という西川さん。2018年に『イナズマロックフェス』が10周年を迎え「10年続けたことで、役割をひとつ終えたと思えたので、11回目の開催をためらっていた時期があった」と告白。そんなとき地元の方々から次の開催を望む暖かい声をかけてくらたといいます。
「おふくろはいなくなったんですけど、代わりに自分にとって身内みたいに感じられる皆さんがこんなにたくさんいてくださるんだっていうところから、一生懸命に続けていこうと思えた」としみじみと語る西川さん。これからも滋賀県の観光大使として活動を続けていこうと決意した思いを明かしました。