中国、日本大使館の職員“一時拘束”を正当化…逆に抗議
中国・北京で日本大使館の職員が中国当局に一時拘束されたことについて、中国外務省は「職員が身分に合わない活動をしていた」として日本側に抗議したことを明らかにしました。
日本の外務省によりますと、21日午後、北京で日本大使館の職員が公務中に中国当局に一時拘束されたということです。
日本政府は中国側に抗議し、謝罪と再発防止を強く求めていますが、中国外務省の報道官は23日、「日本の外交関係者は中国で身分に合わない活動をしていた」として逆に日本側に抗議したと明らかにしました。
華春瑩報道官「中国側は、すでに日本側に厳正に抗議した。日本側は中国の法律を尊重し、駐中国の外交関係者の言動を厳しく制限し、再発防止に努めるよう求める」
報道官はまた、「中国の関係部門は法律と規則に基づいて調査と質問を行った」として、日本大使館の職員を拘束したことを正当化しました。