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新生『スペース・マウンテン』にファンが期待するスリル、落下&回転する案も

2024年7月31日 6:10
新生『スペース・マウンテン』にファンが期待するスリル、落下&回転する案も
2027年完成の新しい『スペース・マウンテン』(c)Disney
東京ディズニーランド開園当時からの人気アトラクション『スペース・マウンテン』がリニューアルのため7月31日をもってクローズ。

2027年に新たな性能や特殊効果を加え新たに誕生する『スペース・マウンテン』に期待することを“乗り納め”にやってきたお客さんに聞いてみると、「もうちょっと速く」「回転したらいい」など、さらなるスリルを求める声や、「もっと宇宙がリアルになったらいい」「イマーシブ的な」といった没入体験に期待する声もありました。

投資額約560億円をかけて『スペース・マウンテン』および周辺環境を一新する今回のプロジェクト。

現在の『スペース・マウンテン』跡地は広場になるということで、運営するオリエンタルランドの広報に詳細を聞いてみると「様々なアイコンなどが設置され、ゲストは宇宙や自然などを感じながら憩いのひとときを過ごすことができる場所になります。また、夜間には、光や音の演出により、スペクタクルに富んだ世界となる予定であります。これまで以上に、トゥモローランドを『未来の世界』を感じることができるエリアとするために、新しく広場を建設することにしました。また、将来の様々な活用の可能性を持ったエリアとして開発を行っていきます」と説明。

さらに、今後のトゥモローランドについてオリエンタルランド広報は「当社では『パークは永遠に完成しない』というディズニーテーマパークのフィロソフィー(哲学)に基づき、さまざまな施設の導入、改廃を行い、パークの魅力を高めていくことで、ゲストの体験価値が向上し、東京ディズニーリゾートの中長期的な価値向上にもつながると考えており、トゥモローランドの各アトラクションリニューアルもその一環です」とコメントしています。

■進化し続ける東京ディズニーランドの『トゥモローランド』

『スペース・マウンテン』があるトゥモローランドでは2024年10月に『バズ・ライトイヤーのアストロブラスター』が20年の歴史に幕。

2026年以降に映画『シュガー・ラッシュ』の世界を舞台にした新しいアトラクションがオープンする予定です。

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■【トゥモローランドの現存する主なアトラクションの歴史】