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舘ひろしが見てきた石原裕次郎さん、渡哲也さんの意外な一面「お芝居うまくない」

2024年1月29日 22:00
舘ひろしが見てきた石原裕次郎さん、渡哲也さんの意外な一面「お芝居うまくない」
芸能生活49年の俳優・舘ひろしさん 73歳
芸能生活49年の俳優・舘ひろしさん(73)が、28日放送の『おしゃれクリップ』に出演。先輩俳優・石原裕次郎さんや渡哲也さんにまつわる舘さんだから話せる秘話を明かしました。

舘さんは1975年にロックバンド『COOLS』のボーカルとしてデビュー。そしてドラマ『西部警察』をきっかけに1983年に石原プロモーションに入社し、1986年には主演ドラマ『あぶない刑事』でブレイクしました。

■いまだに抱いている悩み「自分に自信がない」

40年以上も役者として活躍してきたにもかかわらず、いまだに“芝居には自信がない”という舘さん。その理由について「自分に自信がないのかもしれない。芝居をするけど、それがちゃんと求められている芝居かどうかもわからない。いつも悩んでいます」と打ち明けました。

また舘さんは役者として身近にいた先輩・石原裕次郎さんと渡哲也さんについて「いい加減」と表現。石原プロに入った頃、渡さんから「“最近芝居がうまいな”って言われて、“ダメだ”って。“芝居はうまくなるな”」とアドバイスされたと言います。渡さんからの教えについて、“芝居はうまさではなく存在感で勝負すること”を学んだといます。

■「石原さんも渡さんも、お芝居うまくない」 先輩俳優2人の秘話をぶっちゃけ

するといきなり「石原(裕次郎)さんも、渡さんもお芝居うまくないじゃないですか?」と発言し、スタジオの空気を一変させた舘さん。そして笑顔で「あの2人に比べると僕の方がうまい」とアピール。

「石原さんなんて、バインダーにセリフが書いてあるんですよ。それと後はブラインドを下ろすだけですから」と発言。続いて渡さんの演技についても「難しそうな顔して、この辺に書いてあるのを読んでるだけですから」と舘さんだから話せる先輩2人のエピソードを冗談交じりに振り返りました。

■裕次郎さん・渡さんから学んだ“映画愛”を継承

長年所属した石原プロモーションの解散と、恩人・渡哲也さんの死を受け、“2人の夢を引き継いでいきたい”と2021年に『舘プロ』を立ち上げた舘さん。2人から学んだ映画愛を継承しているといいます。

「僕は渡さんと会って、俳優としてもそうですけど人生が変わったと思う。言葉にするのは難しいですけど、“ああいうふうになりたいな”と思いますね」と、しみじみ話す舘さん。2人の偉大な先輩たちが身近にいたことが幸運だったといい「いいことも悪いことも学ばせていただいた」と感謝の思いを明かしました。