“日本初”観客参加型映画とは? 木村昴も「ぽかーんでしょ?」
観客参加型の『インタラクティブ映画』
“観客参加型システム”は『インタラクティブ映画』と呼ばれ、観客の選択によって上映回ごとに物語の展開や結末が変わるというシステムです。今回は、総勢18人のキャラクターが6チームに分かれ、熱いラップバトルを繰り広げるアニメ『ヒプノシスマイク』の劇場版に日本で初めて導入されました。あらかじめスマートフォンにダウンロードした専用のアプリを使って、リアルタイムでラップバトルの勝敗を投票。観客の選択によって上映回ごとに物語の展開や結末が変わるということです。
ラップ好きを公言している木村さんは、「この映画は“日本初”ってことじゃないですか。ラップの力は無限大!」と熱く語ると、「まだ、ぽかーんでしょ? 見たらわかるから」と、イベントに招待された観客に明るく呼びかけました。本作では各上映会ごとに投票によって分岐する展開が48通り、7つのエンディングが用意されているといいます。
イベント終了後に行われた試写会では、上映中は本来禁止されているはずのスマホを操作する異様な光景がありました。上映後、「自分の一票で結果が変わるというのは、“私の推しが勝てるかな”“負けちゃうのいやだな”みたいな、とにかくドキドキがすごかった」と緊張した観客もいれば、「こういうやり方もあるんだなと新しい発見でした」と映画の新しい楽しみ方に感動する観客もいました。
最終更新日:2025年2月6日 22:33