×

DISH//・北村匠海 10年前の自分へ「“こんな景色が待っているよ”と言いたい」 初の単独アリーナ公演

2022年12月26日 21:55
DISH//・北村匠海 10年前の自分へ「“こんな景色が待っているよ”と言いたい」 初の単独アリーナ公演
DISH//のボーカル・北村匠海さん
北村匠海さん(Vo/G)、矢部昌暉さん(Cho/G)、橘柊生さん(DJ/Key)、泉大智(Dr)による4人組ロックバンド・DISH//が、12月24日・25日に初の単独アリーナ公演を開催。結成10周年イヤーを締めくくるステージで、北村さんがファンへ感謝を伝えました。

DISH//は2011年12月25日に結成。2022年を”10周年イヤー”として、野外ワンマンライブや限定イベントなどを行ってきました。その締めくくりとなる、初のアリーナ公演を24日に大阪城ホール、25日に東京・国立代々木競技場の第一体育館にて開催しました。

東京公演ではインディーズデビュー曲から最新曲まで、全22曲を披露。ライブ中盤のMCでは、北村さんが”10周年イヤー”として活動した2022年について「ちゃんと立ち止まって、後ろやら前やらを見る1年にしようというテーマでした」と明かし、「DISH//の未来のことをいっぱい考えて、僕たちが歩んできた道も1日1日確認しながら今日にたどり着きました。本当にかけがえのない1年でした」と振り返りました。

バンド結成初期の楽曲から代表曲「猫」、2023年発売予定のアルバムに収録される未発表曲「ブラックコーヒー」の初披露など、バンドの歴史を詰め込んだセットリストで会場を盛り上げたDISH//。北村さんは、「中学2年生の時にDISH//が始まり、高校生の時に初めて武道館に立ちました。そこから夢を叶えることを覚えて、同時に、夢を失う経験もしました。いろんな出会いや別れ、幸せな思いも、苦しい思いもいっぱいしてきました」とこれまでの活動を回想し、「それでも、そんな日々が今日という日を作ってると思うと……なんて最高な10年だったんだろうと思います」と語りました。

そして、本編ラストを飾ったのは、大切な人への感謝をつづった楽曲「沈丁花」。北村さんは「10年前の自分には“こんな景色が待っているよ”と言ってあげたいです。それくらい僕らにとってはすごいことが起きてます。この先10年、20年もっともっと楽しみですね。ありがとうございます」とファンへ感謝を伝えるとともに、楽曲を披露しました。

DISH//は、2023年には全国16か所をめぐる全国ツアーを予定しています。