横浜流星「地方の方にも魅力をしっかりと届けたい」 大阪&福岡での舞台挨拶に喜び
本作は、横浜さん演じる大学生・青山霜介(そうすけ)が水墨画と運命的な出会いを果たし、その世界に魅了されていく物語。
イベントでは、映画のロケ地が滋賀と京都だったことにちなみ、“関西での思い出や行ってみたいところ”を聞かれた横浜さんは「撮影中は、ご飯を食べに行くくらいしか出来なかったのですが、近江牛がおいしかったです」とコメント。大阪出身の清原果耶さん(20)は、「この映画館は、よく学生時代も来ていたので、またこうやって帰ってこれたのはうれしいなと思っています」と、地元での舞台挨拶に喜びを語りました。
さらに、“気持ちが高まる場所に行きたい”と明かした横浜さんから、おすすめの場所を聞かれた清原さんは「通天閣…?」と絞り出すように答えていました。
■大変だったのは“水墨画のシーン”「意識が遠のいていきそうに」
大阪での舞台挨拶が終わると、その足で福岡に向かった横浜さん。福岡出身の原作者・砥上裕將(とがみ・ひろまさ)さんも出席し、博多での舞台挨拶に臨みました。
水墨画家でもある砥上さんから、直接指導を受けたと明かした横浜さん。すると、その際の“横浜さんの手の印象”を聞かれた砥上さんは「しっかりした手で、指先まで力がしっかりと伝わっている良い手でした」と明かしました。
また、観客からの質問コーナーで“撮影中、大変だったことは?”と聞かれた横浜さんは、「やはり水墨画のシーンですね。霜介の部屋で一心不乱に水墨画を描いているシーンは、集中力を使いすぎて段々意識が遠のいていきそうになりました。それぐらい、ひたすら描いてました」と語りました。
最後に、横浜さんは「なかなか映画が公開して、舞台挨拶があっても東京でしか出来なくて、その都度地方の方にも顔を見て僕らの声で、作品の魅力をしっかりと届けたいなと思っていたので、それがかなってうれしく思います」と、東京以外で舞台挨拶ができる喜びをかみ締めていました。