動物の“声帯模写”芸 五代目・江戸家猫八襲名へ 小猫「私なりに私の色で…」決意を明かす
■“江戸家猫八”の襲名で描く未来は…
“猫八”襲名で描く未来について、小猫さんは「子供に限らず大人の方にも分かりやすく、鳴きまねを通じて、動物、自然環境に興味を持っていただきたい。江戸家らしい、環境教育としての芸の見せ方は意識的にチャレンジしていきたいと思っています」と意気込みを語りました。
声帯模写のレパートリーについて聞かれると、「動物園のイベントでしか、成立しないマニアックな動物というのもあります。寄席のお客様に笑っていただけるものは限られてきますが、一度でも人前で披露した動物は、80から100ぐらい(あります)」とコメント。襲名会見では、ウグイスと、テナガザルの鳴き声を披露しました。
“猫八”襲名の決意については、「(私は)知名度不足ですし、力もまだまだというのを自覚しておりますが、私が父(四代目 江戸家猫八)になれるをわけではないので、私なりに私の色で五代目の猫八として、少しずつ少しずつ皆様になじんでいただけるように一生懸命、芸に精進したいという気持ちでいます」と胸中を明かしました。