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プロライセンス取得・片岡鶴太郎、ボクシング論を熱弁 「暴力じゃない、科学なんです」

2023年8月1日 21:50
プロライセンス取得・片岡鶴太郎、ボクシング論を熱弁 「暴力じゃない、科学なんです」
ボクシングのプロライセンスを持つ片岡鶴太郎さん
俳優や芸術家として活躍する片岡鶴太郎さん(68)が、映画『春に散る』(8月25日公開)の特別試写会に、主演の佐藤浩市さん(62)と山口智子さん(58)とともに登場し、ボクシングへの思いを熱弁しました。

佐藤さんと横浜流星さん(26)が、W主演する映画『春に散る』。佐藤さん演じるアメリカから40年ぶりに帰国した元ボクサー・広岡仁一と、横浜さん演じる不公平な判定で負けて心が折れていたボクサー・黒木翔吾が出会い、ともに世界チャンピオンを目指していく物語です。

映画で、ボクシングに青春をかけた佐瀬健三を演じ、自身も1988年にボクシングのプロライセンスを取得している片岡さん。司会者から“ボクシング愛”について聞かれると、「プロのライセンスを取ったくらいですからね。ボクシングは暴力じゃないですからね。ボクシングは科学なんですよね。要するに、人間の怒りとか暴力的なことでパンチを出した時に、ストレートなんて出せないんですよね」と、ボクシングの魅力を熱弁しました。

さらに、片岡さんの熱弁は続き、「怒りを全部抑えて、科学的に一番よりよく相手の弱いところにパンチを打てるように。人間の本能では、ストレートの動作はできないんですよね。全部ボクシングの動き、ジャブとかストレート、フックとかは人間の本能ではないんです。全部科学的に計算されて、そのスキルをトレーニングによって鍛え上げなければ、あの動きはできないんですよね。だから、非常にインテリなスポーツです」と、本能的ではなく科学的なスポーツであると語りました。