山田尚子監督 最新作『きみの色』 声優を務めた3人がランウェイに登場 「3人で歩けたのはいい思い出」
イベントのスペシャルステージに選ばれたアニメーション映画『きみの色』(8月30日公開予定)の3人は、映画で声優を務めた、それぞれのキャラクターを象徴する色を含んだ衣装に身を包み、日暮トツ子を演じた鈴川さんは、柔らかなピンクでリボンがついたシースルーのシャツを、作永きみを演じた髙石さんは、青い花が散らされたパンツのセットアップを、そして影平ルイを演じた木戸さんは、緑をメインにさまざまな色が混じったビッグシルエットのセットアップ姿を披露しました。
ランウェイでは、前夜まで一緒にいた山田監督も交え相談したという、猫耳ポーズを披露する場面もありました。
MCから会場の雰囲気を聞かれた鈴川さんは「初めてのランウェイで、こんなにたくさんの方の前に立ったことがないので足が震えていますが、とっても楽しかったです」と話し、髙石さんは劇中歌『水金地火木土天アーメン』が流れる中でのランウェイだったためか「この歌を聴きながら歩かせてもらい、みなさんの顔を見ることができたのは不思議な感覚ですし、うれしかったです」と語りました。また木戸さんは「『きみの色』のオリジナルのランウェイをこの3人で歩けたのはいい思い出になりました」と話しました。
映画は、人が“色”で見える高校生の日暮トツ子が、美しい色を放つ少女・作永きみと音楽好きの少年・影平ルイとバンドを組み、それぞれが誰にも言えない悩みを抱えながらも心を通わし、初ライブに向けて奮闘していく物語です。