山田尚子監督『きみの色』 上海国際映画祭で栄冠 金爵賞アニメーション最優秀作品賞を受賞
■人が「色」で見える高校生の“音楽×青春”ストーリー
山田監督の最新作『きみの色』(8月30日 全国公開)は、人が「色」で見える高校生のトツ子が美しい色を放つ少女・きみ、音楽好きの少年・ルイとバンドを組み、友情や恋に揺らぐ姿を描いた物語。トツ子役を鈴川紗由さん(18)、きみ役を髙石あかりさん(21)、ルイ役を木戸大聖さん(27)が務め、トツ子、きみ、ルイの3人を導く物語のキーマン・シスター日吉子役を新垣結衣さん(36)が演じています。
上海国際映画祭で金爵賞アニメーション部門に出品されていた『きみの色』。現地時間19日のプレミア上映を経て、22日の夜に行われた授賞式で、アニメーション最優秀作品賞にあたる『金爵賞アニメーション最優秀作品賞』を受賞すると、山田監督は驚きの表情を見せました。
壇上でトロフィーを受け取り、「まさか賞をいただけると考えてなかったので、なにも考えてなかった」と戸惑いながらも、「アニメーションは素晴らしい力を持っていると思います。これからも世界中に向けて、たくさんのアニメーションを作っていけたらと思っています。素晴らしいお仕事を一緒にできたスタッフの皆さんに感謝しています。これからもよろしくお願いします」と、スピーチしました。