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ゴッグとシャインマスカットがコラボ なぜ『ガンダムマンホール』を全国に設置? プロジェクトチームを取材

2025年2月26日 23:10
ゴッグとシャインマスカットがコラボ なぜ『ガンダムマンホール』を全国に設置? プロジェクトチームを取材
新潟県南魚沼市に寄贈されたガンダムと田園風景が描かれたマンホール (C)創通・サンライズ
人気アニメ『機動戦士ガンダム』シリーズに登場するキャラクターなどが描かれたマンホールの蓋を設置するプロジェクトがいま、全国各地で行われています。ガンダムのマンホールプロジェクトは、なぜ始まったのか?取材しました。

このプロジェクトは、『機動戦士ガンダム』シリーズに登場するキャラクターや、モビルスーツなどがデザインされたマンホールの蓋を、全国の様々な場所に設置する取り組み。2021年7月に、第一弾としてガンダムの生みの親である富野由悠季さんの出身地・神奈川県小田原市にガンダムマンホールが寄贈されたことからスタートしました。

その際、小田原市に寄贈されたのは、人気モビルスーツ・ガンダムと小田原城が描かれたものと、“赤い彗星(すいせい)”という異名を持つシャア・アズナブル専用のモビルスーツ『ズゴック』と小田原漁港にあるちょうちん灯台が背景に描かれた2種類のマンホールです。

なぜ、ガンダムをデザインしたマンホールを作るプロジェクトを始めたのか?『ガンダムマンホールプロジェクト』チームに聞くと、「地方自治体と協力し、国内の活性化を図るとともに、世代を超えたガンダムファンの皆さまとガンダムとの絆の証にしていきたい」という考えのもと始まったということです。

そして今回、新たにマンホール寄贈先として選ばれたのは山梨県甲府市。贈られたのは、ガンダムとともに戦国武将・武田信玄公と武田菱がデザインされた『RX-78-2 ガンダムと武田信玄公銅像』と、ゴッグの背景に甲府市の名所である日本遺産・御嶽昇仙峡や名産品のシャインマスカットが描かれた『MSM-03 ゴッグと御嶽昇仙峡・シャインマスカット』の2種類のマンホールです。

さらに、過去には静岡市にも2枚のマンホール蓋が寄贈されています。ガンダムの背景に富士山と三保松原、駿河湾を一望できる景勝地・日本平が描かれたデザインと、ザクⅡと『模型の世界首都 静岡』の文字がプラモデルのランナー風に描かれたデザインの2枚が設置されています。

これまでに、22の自治体に計44枚のマンホールが寄贈されていて、2025年内にはさらに6つの自治体へ12枚が寄贈される予定だということです(2月25日現在)。

最終更新日:2025年2月26日 23:10