【コミケ】ガンダムも水分補給 暑さと戦いながらコスプレを楽しむコスプレイヤーたちを取材
コスプレイヤーたちの暑さ対策を取材
世界最大規模といわれているサブカルチャーの祭典・コミックマーケット(通称:コミケ)が、11日と12日に東京ビッグサイトで開催されました。暑さと戦いながらもコスプレを楽しむ人々を取材しました。
コミケでは、厳しい暑さの中で多くのコスプレイヤーたちが集結。思い思いのコスプレを披露していました。バイオハザードのコスプレをした人は、「暑いです。冷感のインナーは着ているんですけど、全然役に立っていないです。しゃく熱です。苦しいです」と、暑いなかでのコスプレ苦労を明かしました。
コスプレイヤーたちはそれぞれ暑さ対策をしているようで、水分補給をしながらガンダムのコスプレをした人は「黒いタイツを全身に着込んでいるので、空気の逃げようがないので、一部にサーキュレーターが仕込んであるのと、冷却をこまめに時間をとりながら、熱中症対策をしています」と工夫をしていました。
バーチャルシンガーの鏡音リン・レンのコスプレをした2人組は、「髪の毛の青いところは(のりだと汗でとれるので)糸で縫いました。本当はのりとかでくっつけるんですけど、糸でくっつけたり、あとは両面テープで貼ったりとかしてるけど。それでも汗でとれてしまうので拭きながらやっています」と、のりだと汗でとれてしまうところを糸で縫う対策をしていました。
VTuberの宝鐘マリンのコスプレをした人は、「本当は上着を着たり、帽子かぶっているキャラだけど、あえて外して、袖がない状態の服とかで暑さが軽減されるようにしています。あと、ウィッグの毛をすいて、毛量を少なめにして気をつかっています」と、キャラクターの衣装を工夫して、暑さを軽減していました。
ゲーム『Fate/Grand Order』のジャンヌ・ダルクとマリー・アントワネットのコスプレをした2人組は、「ひたすら汗ふきシートや冷感スプレー。飲み物を凍らせたり、ハンディーファンでずっとあおいでいる感じです。キャラクターの中でもなるべく薄着の衣装を選びました」と対策を明かしました。さらに「こんな暑い中でも、いっぱいの人が来ているのを見て、暑い中でも来るような好きなモノがあるって強いなって思いました」、「屋上でもたくさんの方がいらっしゃって、みなさんの愛がすごいなと思いました」と話し、暑さに負けずコスプレを楽しむ人々を実感していました。