陣内智則「やめたるわ」 コンビを解散し、ピン芸人になった秘話語る
陣内さんといえば現在、ピン芸人として多方面で活躍していますが、過去には “リミテッド” というコンビで活動。3年間ほど活動した後、圧倒的な実力をもつ同期のお笑いコンビ、中川家の存在に「もう勝てない」と感じたことを機に、当時の相方に「やめよう」と “コンビ解散” を切り出したといいます。
その時、解散話を聞きつけた同期のケンコバさんが夜中に陣内さんの所にやってきたそうで「やめるな! 応援してくれているファンもおるやないか、考え直せ」と説得されたといいます。さらに当時、若手の登竜門といわれた大阪の『2丁目劇場』(現在は閉館)に連れていかれたという陣内さん。
■陣内智則 ピン芸人になったきっかけは同期のケンコバの影響が!?
実は劇場の屋上には「ナインティナイン大好き」「さんまちゃん面白い!」などファンが書いたメッセージがたくさんあり、ここに落書きされたら “売れる” というジンクスがあるという場所。
ケンコバさんはそこで “リミテッド” のファンが書いた落書きを陣内さんに見せるために連れてきたそうなんですが、「あの落書き見てみ!」とケンコバさんが指し示した先にあったのは「リミテッドおもんない、やめてまえ」という客の書いた落書き。それを見た陣内さんは「なんやこれ、やめたるわ」とブチ切れ、コンビ解散を決心した時の思いを明かすとスタジオは笑いに包まれました。
当時を振り返り陣内さんは「あいつは (ケンコバさん) わかって見てたんですよ。あいつの “よっしゃこのタイミングや” っていう、で、僕はピン芸人になったんです」と現在のピン芸人としての活躍があるのは良くも悪くもケンコバさんのおかげだとして、最後は同期の仲間に感謝しながらトークを締めくくりました。