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『島耕作』が佐賀県の副知事に就任 原作者の弘兼憲史が“CG島耕作”とともに登場

2023年11月14日 22:40
『島耕作』が佐賀県の副知事に就任 原作者の弘兼憲史が“CG島耕作”とともに登場
イベントに登場した“CG島耕作”
島耕作』の原作者で漫画家の弘兼憲史さんが14日、タレント・歌手の中川翔子さんと佐賀県の『副知事 島耕作 就任式』に出席しました。イベントには、副知事に就任した島耕作もLive2D(CG)で登場しました。

佐賀県の副知事に就任した島耕作。シリーズ40周年を迎え累計発行部数が4,700 万部を超えたビジネスマンガ『島耕作』と、佐賀県が県の魅力を発信するプロジェクト『サガプライズ!』のコラボにより就任が決まりました。

弘兼さんはイベントで「今、島耕作は私と同じ76歳なので、新たに副知事(役職)を与えられて、意欲に燃えております」と喜びを見せました。

さらに、佐賀県の副知事に就任した島耕作も会場に“CG”で登場。“CG島耕作”は「佐賀県副知事という身に余る重責の打診をいただき、最初は正直びっくりいたしました。今はとてもワクワクしています」と挨拶しました。

イベントに出席していた佐賀県の山口祥義知事から、“地域の描き方が深い。そこの暮らしが伝わってくる”と褒められた弘兼さん。自身の漫画の描き方について、「外国のとき、私のいた会社がどこに行っても工場があるんですよ。まずその会社の工場に行って、現地がどのような感じなのかというのをあまり表へ出ない情報まで全部いただいて、それを漫画の中に落とし込んでいくという作業をやってました」と明かしました。

また、弘兼さんは中川さんから“学生のころ島耕作さんが同級生にいたら仲よくなっていたか”と聞かれると、「モデルになったやつが早稲田(大学)にいました。何人かいるんですけど、(島耕作がいたら)仲良くなっていたでしょうね。島耕作は多分すごくモテたと思うんですよね。私はさっぱり駄目だったので、島耕作の後についていって、一緒に合コンとかしたかもしれない」と笑顔でコメントしました。