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安達祐実、16歳の長女とは「友達感」 “10歳差” の姉弟ゲンカも「かわいいなと思って」

2022年7月20日 22:10
安達祐実、16歳の長女とは「友達感」 “10歳差” の姉弟ゲンカも「かわいいなと思って」
来年で芸歴40年になる安達祐実さんにインタビュー
2歳で芸能活動を始め、来年で芸歴40年になる安達祐実さん(40)にインタビュー。子役時代に言われ、今でも心に残っている“言葉”や、2人の子どもとのエピソードなどを明かしてくれました。

■代表作『家なき子』 監督に言われた言葉は「今でも頭の中に浮かべる」

2歳でキッズモデルとして芸能界デビューした安達さんは、来年で芸歴40年。自身の“ターニングポイント”になったと挙げたのは、1994年に放送されたテレビドラマ『家なき子』です。作品のセリフ“同情するならカネをくれ”は、『新語・流行語大賞(年間大賞)』にも選ばれるなど社会現象になりました。

――撮影時、周りの方に言われて印象的だった言葉などはありますか?

子役で言われたことをやって、それをクリアできればOKっていう感じだったんですけど、家なき子のときに監督さんから、例えば台本に悲しいって書いてあったとして、“悲しい顔をするのだけが悲しいの表現じゃない”っていうことを言われて、もっと多方面から役を作っていかなきゃいけないっていうのを教えていただいて、それはすごく今でも役のことを考えるときに頭の中に浮かべながら考えたりします。

――長く活躍し続ける秘けつはありますか?

昔は良くも悪くもきっちりしていて、融通がきかない、余裕がないっていう感じだったんですけど、年齢と共に“ま、いっか”で済ませられることもたくさん出てきて、もうちょっと穏やかな、緩やかな気持ちで物事と向き合ってもいいのかなってだんだん思えてきて、たぶん秘けつはそれなのかなと思いますね。思い詰めすぎないというか。

■今年から高校生の長女との関係は“友達感”

2006年に長女、2016年に長男が誕生し、2人の母親でもある安達さん。今年高校生になった長女とは、体の大きさも同じくらいだそうで、洋服を共有したりおすすめのモノを教えてもらったり、“友達”みたいな距離感だと笑顔で教えてくれました。

――長女が高校生になり、生活に変化はありましたか?

具体的にはまだそんなにないですけど、高校生になったことでグッと大人に近づいた感じがあって、手が離れてきたというか、もともとそういうところはあったと思うんですけど、ますます“友達感”みたいなものに近づいてきたかなと思います。会話も女子トークというか、“大人の女子同士”みたいな感じになってきてます(笑)

――お子さんはあまりケンカすることはないですか?

10歳も離れてたらケンカしないだろと思うんですけど、すごく小さなことでケンカしてたりしますね、食べ物のこととか(笑)あれをどっちが食べたみたいなことで時々ケンカしてるので、高校生になってもまだケンカするんだと思って、かわいいなと思って見てます。

■子どもの“芸能活動”「下の子だったらやらせるかも」

――家事と仕事を両立する上で、心がけていることはありますか?

えー、全然両立できてないんですけど(笑)私は(娘が生まれてから)16年間いろんな人に頼りながら子育てと家事をしてきたんですけど。でも愛情を十分に伝えていくっていうことは絶対に大切にしたいと思っているので、子どもたちが何か成果をあげたりとか何かをしたから愛するんじゃなくて、そこにいてくれるだけで、存在してくれるだけで愛されるべき存在であるんだよっていうことをなるべく伝えようと思って子育てしてるんですけど

――結構口に出して言ったりしますか?

します。“大好きだよ”とか“かわいいね~”とかしょっちゅう言ってますね(笑)

――もしお子さんが“芸能活動をやりたい”と言ったらどうしますか?

どうしようかな~。上の子は今のところ全然興味はなさそうなんですけど、下は男の子なのでやりたければ、下の子だったらやらせるかもしれない。たくましくなりそうな気はしますね。

――お母さんがそういう仕事をしているってことは理解している?

なんとなく、厳密にはどうか分からないんですけど、ママがテレビに出る人だっていうことは一応分かってるみたいですね。私が(テレビに)出てくると“あ、ママだ”とか言って見てくれてますね(笑)