バンクシー新作 壁一面に“緑のペンキ” 環境保護へのメッセージか
ロンドンに出現したバンクシーの新作
覆面アーティストのバンクシーが新たな壁画を、公式インスタグラムに投稿しました。
AP通信によると、この作品は、現地時間18日に、ロンドン北部のフィンズベリー・パーク地区に出現しました。桜の木の後ろにある住宅の壁に緑色のペンキが塗られ、まるで木に葉っぱが生えているかのように見せています。
AP通信によると、この作品は、現地時間18日に、ロンドン北部のフィンズベリー・パーク地区に出現しました。桜の木の後ろにある住宅の壁に緑色のペンキが塗られ、まるで木に葉っぱが生えているかのように見せています。
壁の左下には高圧ホースのようなものを持っている人物も描かれていました。現地には、作品を見ようと多くの見物人が来たということです。
この作品を見た人たちからは、「枝も緑もない木は、とても悲しく見えます」などというコメントがあり、バンクシーからの環境保護へのメッセージなのではないかという声もあがっていたということです。
■前作は公開してすぐに持ち去られてしまう
前作は2023年12月に公開され、『STOP』と書かれた道路標識にドローンのような形のものが3つ並んだ作品をロンドン市内に設置。公開から1時間もたたないうちに持ち去られ、窃盗などの疑いで男1人が逮捕されるという事件が発生し、話題となりました。
この作品の前までパレスチナに関する作品を発表してきたことから、「ガザ地区での停戦を訴えるものだ」などと議論されています。