俳優の草彅剛さん（49）が、映画『ミッドナイトスワン』の公開3周年記念舞台挨拶に登壇し、公開当時の思いやファンへの感謝を伝えました。

映画は草彅さん演じる、新宿のニューハーフショークラブで働くトランスジェンダー・凪沙と、親から虐待を受け、孤独に生きてきた少女が出会い、寄り添う姿が描かれた物語。2020年に公開され、第44回日本アカデミー賞最優秀作品賞と最優秀主演男優賞を受賞しました。

現在も毎週水曜日にTOHOシネマズ日比谷で上映が続き、異例のロングランとなっていることについて草彅さんは「まだやってたんですね…マネジャーさんから“（公開3周年記念の）舞台挨拶あるよ”って言われて、“え、ほんと！まだやってんの？”って、そんな感じだったんです」と驚いた様子を明かしました。

そして、2020年の公開当時について「Twitter（現X）で“『#（ハッシュタグ）草彅剛代表作』で”、とか、見切り発車で言ってたんですけど、そしたら本当になっちゃって。やっぱり言霊というか、言ってみるもんでしたよね」と振り返り「（稲垣吾郎さん、香取慎吾さんとともに立ち上げた）『新しい地図』を広げて間もない頃の映画で、みんなが盛り上げてくれたおかげで本当に僕も演じきれた。僕にとっても本当に大きな作品になってうれしい限りです」とファンへ感謝を伝えました。