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妻夫木聡、“ボクシング”に関する役を希望 報道陣に向けアピール「待ってます」

2022年10月27日 22:50
妻夫木聡、“ボクシング”に関する役を希望 報道陣に向けアピール「待ってます」
イベントに登場した妻夫木聡さん
俳優の妻夫木聡さん(41)が27日、主演映画『ある男』のジャパンプレミアに登場し、“今後やりたい役”を報道陣にアピールしました。

本作は、芥川賞作家・平野啓一郎さん(47)の累計30万部を超えるベストセラー小説を実写化。妻夫木さん演じる弁護士の城戸は、かつての依頼者から、亡くなった夫・大祐の身元調査という奇妙な相談を受けます。愛したはずの夫は、名前も過去もわからないまったくの別人であることが判明し、その別人“ある男”はいったい何者なのか、真相に迫っていくヒューマンミステリーです。

2021年の1月から3月にかけて撮影が行われ、公開まで1年半以上が経過した今作。イベントで“撮影時の記憶に残っていることは?”と聞かれた妻夫木さんは「柄本(明)さんとの撮影が印象深くて、ネタバレになっちゃうんで言えないんですけど。やっていて、すごく楽しかったです。柄本さんに“食われる”ってこういうことなのかな」と明かしました。

すると、共に登壇していた柄本明さん(73)は「覚えてないんですよね、すみません」と話し、会場からは驚きの声が起こりました。続けて、柄本さんは「本当に失礼なんだけど(今日)監督さんがどなたかわからなかった。当時のことでひとつ覚えてるのは、ぶっきー(妻夫木さん)と会ったのは覚えている」と話し、共演者を笑わせました。

■窪田正孝 尊敬する俳優を告白「僕はその精神力が全くない」

イベントでは、本作にちなみ“もし別人になれるなら誰になりたいか?”というテーマでトークを展開。俳優の窪田正孝さん(34)さんは“妻夫木さん”と回答しました。妻夫木さんが戸惑いの表情を浮かべるなか、窪田さんは「学びをやめない人というか。ボクシングも進んでいろんな人とトライしてやられるんですよ。僕はその精神力が全くないから。そのトライする気持ちというか、進み続ける人生の歩み方をリスペクト」と告白。

これに対し妻夫木さんは「好きなことやっているだけなんですけど(笑)この映画をきっかけにボクシングを始めたんですけど、ボクシングに関する役は決まってなくて。いったい何を目指して頑張っているのか・・・待ってます」と、“ボクシング”に関する役のオファーを希望し、報道陣に向けアピールしました。