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妻・榊原郁恵と息子・渡辺裕太が語る 俳優・渡辺徹さんの素顔

2022年12月2日 21:35
妻・榊原郁恵と息子・渡辺裕太が語る 俳優・渡辺徹さんの素顔
(左から)渡辺裕太さん、渡辺徹さん、榊原郁恵さん
11月28日に敗血症のため、61歳で亡くなった俳優でタレントの渡辺徹さん。2021年、妻の榊原郁恵さん(63)と息子の渡辺裕太さん(33)と親子3人で朗読劇に出演、親子初共演を果たしました。当時、日本テレビのインタビューで、郁恵さんと裕太さんが徹さんの素顔を語っていました。

裕太さんは「(裕太さんの)舞台の稽古場に(徹さんが)来たこともあったんですよ。そういう時に(徹さんの)目の色が変わりまして、僕が甘えたこと言うと怒鳴られたりしたことも経験しています。そういう意味では、家でのソファから一歩も動かない、出無精の父親とはうって変わって。すごく細かいところまで指摘してくれますし、経験豊富な大先輩だなと感じています」とコメント。

妻・郁恵さんも「渡辺(徹さん)は芝居になると突然変わるんですね。本当厳しいし、でも的を射たアドバイスをしてくれる。普段家庭では、仕事の話ってあんまりしないようにしているんですけど、でもお芝居になるとお互いに色々言いあったり、感想を言ってもらって、色んなことを教えてもらったりしています」と、いつも芝居に対して真剣に向き合ってきた徹さんの素顔を明かしました。

また、インタビューでは仲むつまじい親子の姿も。

2021年5月に『大動脈弁狭窄症(だいどうみゃくべんきょうさくしょう)』の手術を受けた徹さん。コロナ禍で家族のお見舞いも制限される中、入院中に還暦の誕生日を迎えたといいます。当時について、郁恵さんは「(面会できない)裕太が、わざわざ病院の最寄り駅までプレゼントを持ってきた。私が引き取り、主人(徹さん)の元に届けました。裕太は“どんな状態?”ってメッセージをくれて、心配していた」と振り返りました。

さらに、裕太さんが「赤いちゃんちゃんこではなく、赤いパンツを3枚ほどプレゼントしました」と明かすと、徹さんは「今日、はいてきたよ」とズボンを脱ぐそぶりを見せて笑わせるなど、親子3人、仲が良い様子を見せていました。