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声優・楠木ともり、難病指定の遺伝性疾患を公表 アニメ『ラブライブ!』を降板へ

2022年11月1日 20:25
声優・楠木ともり、難病指定の遺伝性疾患を公表 アニメ『ラブライブ!』を降板へ
声優の楠木ともりさん
声優の楠木ともりさん(22)が1日、公式ホームページで、遺伝性疾患『エーラス・ダンロス症候群(関節型)』と診断されたことを公表しました。エーラン・ダンロス症候群は難病指定されています。

楠木さんは2017年にデビューし、声優・歌手として活躍。『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン』のレン役や、『チェンソーマン』のマキマ役など、若手ながら数々の作品に出演し、活躍してきました。

■遺伝性疾患『エーラス・ダンロス症候群(関節型)』と診断

ホームページでは、「2021年春頃より身体に痛み・痺れを伴う症状が生じたため、医師の診察を受けるに至りました。その際、医師からは、生来の体質により大きな動きを伴う運動を行うと疼痛の生じやすい状態にあるとの診断を受けており、以降、自身の活動、及び、参加するすべてのコンテンツでの稼働におきまして、大きな動きを必要とするダンス等、身体的負荷が生じると思われる動作に関しましては差し控えさせていただいておりました」と報告。

通院や診断を重ねた結果、9月に遺伝性疾患『エーラス・ダンロス症候群(関節型)』との診断を受け、医師からは「現状、快方の見込みは低く、身体的不可によっては進行も起こりうる疾患であるため、引き続き、身体に過度に負荷のかかる運動は控えること」を指示されていることを明かしました。

■『ラブライブ!』の声優を降板へ

“継続的なライブ活動が困難”と判断されたことに伴い、アニメ『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』の優木せつ菜・中川菜々役を降板することを発表。2023年3月31日をもって、このアニメの声優としての活動を終了するということです。

楠木さんは自身のツイッターを更新。「突然の発表でご心配をおかけしてしまい申し訳ありません」と謝罪し、降板することになったアニメについて「彼女に向き合えた日々は忘れられない思い出であり、皆様からいただいた大好きの気持ちは一生の誇りです」とつづっています。


以下、楠木ともりさん公式ホームページ 全文

いつも楠木ともりにご声援を賜り、誠にありがとうございます。

2021年9月3日に発表をさせていただきました楠木ともりの身体の状態に関しまして、現状をご報告いたします。

2017年のデビュー以来、様々な活動を重ねてまいりましたが、2021年春頃より身体に痛み・痺れを伴う症状が生じたため、医師の診察を受けるに至りました。

その際、医師からは、生来の体質により大きな動きを伴う運動を行うと疼痛の生じやすい状態にあるとの診断を受けており、以降、自身の活動、及び、参加するすべてのコンテンツでの稼働におきまして、大きな動きを必要とするダンス等、身体的負荷が生じると思われる動作に関しましては差し控えさせていただいておりました。

その後、通院を重ね、検診を進めた結果、2022年9月、遺伝性疾患「エーラス・ダンロス症候群(関節型)」との診断を受けるに至りました。

上記に伴い、医師からは現状、快方の見込みは低く、身体的負荷によっては進行も起こりうる疾患であるため、引き続き、身体に過度に負荷のかかる運動は控えること、とのお話をいただいております。

弊社といたしましては、今後も自身の活動、及び、参加するすべてのコンテンツでの稼働において、診断に基づいた対応を施し、楠木ともりの健康管理に努めてまいります。

応援してくださる皆さま、並びに関係各位にはご心配とご迷惑をおかけいたしますが、何卒、ご理解を賜り、温かくお見守りいただけますと幸いです。

今後とも、楠木ともりに温かいご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

株式会社ソニー・ミュージックアーティスツ