没後50年 コスモポリタン 翁久允展 富山市の高志の国文学館
立山町出身の小説家・ジャーナリストである翁久允の没後50年を記念する企画展が、16日から富山市で始まりました。
高志の国文学館では翁の孫・須田満さんらがテープカットで開会を祝いました。
翁久允は1888年・明治21年に現在の立山町に生まれました。
19歳のとき、単身渡米し働きながら現地の日本語の新聞に多くの小説などを発表します。
帰国後は週刊朝日の編集に携わり、作家として評論集や小説を発表しました。
1936年、富山で郷土文化誌「高志人」を創刊し、1973年に亡くなるまで刊行を続け、富山の歴史と文化を掘り下げました。
企画展では翁が遺したおよそ9000点の資料を中心に活動を紹介しています。この企画展は2024年3月4日まで開かれています。