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青森ねぶた祭あす開幕 運行・人出計測 新方式で集計

2024年8月1日 17:57
青森ねぶた祭あす開幕 運行・人出計測 新方式で集計

青森ねぶた祭はあす開幕します。
ことしは初めて2点スタート方式を導入、沿道の人出の計測方法も変わります。

開幕に先立ちきょうは安全祈願祭が行われ実行委員会や運行団体の代表など100人が祭りの安全を祈りました。

★青森ねぶた祭実行委員会 佐藤健一 実行委員長
「第一に事故なくということがいちばん大事です 各ねぶた師が切磋琢磨して良いねぶたを作っていると感じましたきっとことしのねぶた祭は見ていただくお客様にもほんとうに喜んでもらえるものと思います」

★青森放送 能代谷俊朗 記者
「ねぶた小屋が立ち並ぶラッセランドですすでに大勢の人でにぎわっていて早くも祭りの熱気が高まっています」

★三重から
Qねぶた祭は見る予定?「もちろんそのために来たので すごい立派だと思って」

★宮崎から
「まいとし見ているので ウキウキわくわくです」

★カナダから実家に帰省
「7年ぶりに青森に帰ってきたので子どもたちにもねぶたを見せたいと思って 楽しみにしています かっこいい」1

ことしの祭りには22台の大型ねぶたが出陣します。夜の運行は去年1周できないねぶたが相次いだため「吹き流し方式」を一部変更し「2点スタート方式」が初めて導入されます。2か所のスタート地点を設け、1つ目の地点から出発したねぶたが国道に入ると2つ目の地点のねぶたも出発する仕組みです。ねぶたを見ている沿道の観客の待ち時間が減ることも期待されています。青森ねぶた祭はあす開幕し7日まで行われます。

一方ことしの青森ねぶた祭は新しい方式で、人出を集計することがわかりました。
去年はそれまでの目視に代わって初めてAIがカメラの画像を解析し沿道の人出を集計しました。画期的な取り組みと評価する声がある一方で、暗がりでは人の顔を正確に認識できず。体感ではコロナ禍前以上の人出だったにも関わらずAIがはじき出した人出はまだコロナ禍の制限が残っていた前の年を下回る結果となりました。
そこでことしは新しくスマートフォンのGPS位置情報を用いた測定方法を導入するということです。
これによりねぶたの運行コース周辺の人流を把握しより正確な人出の集計を行います。

八戸三社大祭はことしからAIカメラを参考にして人出を計測しています。きのうの前夜祭は26万人と2016年に並び過去最高だったということです
弘前ねぷたはことしも従来通り目視による人出の集計を行うということです。
五所川原立佞武多は去年より4か所多いコース内7カ所に観測地点を設置。観覧可能面積と人出ピークの時間帯の1平方メートル当たりの観測者数を乗じて人出を集計する独自の方法を採用します。

一方、八戸三社大祭は2日目に入りました。

午後3時から神明宮とおがみ神社それに新羅神社の行列が27台の山車を従え中心街に繰り出しました。
沿道では笛や太鼓の熱い囃子と子どもたちの元気なかけ声が響くなか詰めかけた観客が高さ10メートルまでせり上がる勇壮な山車に感動していました。

★観客
「涼しくてとてもよいです いやぁすばらしいです飾り物をプロじゃない方が作るというのがすごいです」
「いやぁすばらしいですね 山車も良いんだけれど行列とかいろいろなものがすばらしいと思います」
「2回見ても3回見てももう感激感激」

八戸三社大祭は中日のあす騎馬打毬や山車の夜間合同運行などが行われます。




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