香川県まんのう町で今年誕生した国の天然記念物、コウノトリのヒナの巣立ちが確認されました。

　巣立ちが確認されたのは、まんのう町で誕生したコウノトリのヒナ3羽です。町によりますと、今月3日から4日にかけて、3羽がそれぞれ巣から飛び立ち、近くの電柱や道の上に降り立ったことを、野鳥の会のメンバーなどが確認したということです。

　3羽は今後1か月から2か月ほどは巣の近くで親鳥と共に行動し、エサの捕り方などを習うとみられています。町は巣立ちのあとは車との接触事故などがおきる可能性があるとして、注意を呼びかけるとともに、観察する際には離れた場所から静かに見守ってほしいとしています。