岡山芸術交流 鑑賞料が全て無料に アートイベントの無料化は国内外でも異例
国の内外のアートイベントでは異例の試みです。来年(2025年)9月に岡山市で開かれる国際芸術美術展「岡山芸術交流」の鑑賞料が、全て無料となります。
岡山芸術交流の実行委員会が発表したものです。これまで無料だった屋外展示に加えて、500円から1800円だった屋内展示の鑑賞料を、全て無料化するということです。
岡山の都市空間を活用して、街自体を作品として開放する事で、「まち歩き」と鑑賞を同時に楽しめるイベントとして誘客を図る狙いです。アートイベントの無料化は国の内外でも珍しいということです。
岡山芸術交流は、岡山城や岡山後楽園の周辺で3年に1度行われています。4回目は来年9月26日から11月24日まで開催され、サッカー元日本代表の中田英寿さんをはじめ、世界で活躍する作家やデザイナーなどが参加予定です。
実行委員会は、大阪関西万博や瀬戸芸など大型イベントが相次ぐ来年をチャンスと位置づけていて、岡山芸術交流の無料化で多くの観光客を呼び込み、地域活性にも繋げる考えです。