正月の伝統文化に触れてもらおうと、香川県三豊市の小学校で今日（15日）、地元の書道家を講師に招いて書き初め大会が開かれました。

　三豊市の本山小学校で書き初めを指導したのは、観音寺市在住の書道家、小山梨風さんです。全校児童146人が「姿勢を正しく」や「心を静め筆に心を込めて」とアドバイスを受けながら、真剣な表情で筆を走らせ作品を完成させました。

　また、書き初め大会の後は、小山さんが能登半島地震などの被災地に向けた書道パフォーマンスを披露。被災地へ寄り添う思いがこもった力強い作品が完成すると、児童達からは大きな拍手が送られていました。

　本山小学校は伝統文化を学ぶ機会として、書き初め大会を学校の恒例行事にしたいということです。