小中学生を対象にした体力と運動能力などの全国調査で、大分県内の中学2年生男子が2年連続で全国1位となりました。

この調査は全国の小学5年生と中学2年生を対象に国が毎年行っているものです。2024年4月から7月にかけて行われ、実技調査では握力や50メートル走などあわせて8項目で実施されました。

その結果が公表され中学2年生の男子では、大分県の合計点が2年連続で全国1位に輝きました。小学5年生の男子と女子はともに全国2位、中学2年生の女子が10位となっています。

また、ほとんどの調査項目で全国平均を上回っています。

この結果について県教育委員会は「体育専門の教員を配置するなど独自の取り組みの成果が表れた」としています。

一方で、運動習慣の調査では運動をする時間が少なくなるとともに、テレビやスマートフォンを平日に2時間以上見る子供の割合が増えていて、2024年はすべての対象学年で過去最高だったということです。