「冷やしラーメン」「冷やしシャンプー」に続け! 大学生が考案した山形の新たな”冷やし名物”は?
「冷やしラーメン」に「冷やしシャンプー」と山形には様々な「冷やし名物」があります。それらに続く新たな冷たい名物を開発しようと16日、山形市内の大学で学生たちがアイデアを発表しました。
学生
「山形の新しい冷やし名物は冷やしせっけん。冷やしシャンプーがあるならボディソープせっけんがあってもいいのではないか」
新たな冷たい名物の開発に取り組んでいるのは東北芸術工科大学企画構想学科の1年生51人です。
授業の一環として10月からおよそ1か月間、8つのチームに分かれてアイデアを練ってきました。この日はその集大成として、企画の選考が行われ、タレントのミッチーチェンさんら審査員を前にチームごとにアイデアを発表しました。
学生
「様々な活動を通して体と心を冷やすクールな婚活ツアーを山形冷やし文化の新名物として提案する。行うことは座禅や瞑想、冷たい足湯に浸かる、シャトルバスでのホラー映画鑑賞を考えている」
学生
「温めるのが基本の新感覚アイス。少し温めればちょうどいい固さ、もう少し温めればシャーベット状、さらに温めれば飲み物に姿を変えることができる」
話題性や実現性などの観点で審査した結果、甘酒をシャーベットにして販売するアイデアが最も高い評価を受けました。
学生
「山形の特産品であるお米を生かせる甘酒に着目し、新しい山形の冷たい名物を考案した。これ何かに見えてきませんか?人の横顔です。パッケージの吸い口部分に口を付けると山形県と口づけを交わしているように見える」
ミッチーチェンさん
「この商品はすごく拡散力のある商品だなと感じた。これからの未来を背負って立つ若者のアイデアは本当に素晴らしいものだと実感した」
東北芸工大企画構想学科 1年 及川陽菜さん
「(甘酒は)健康にもすごくいいのでこれから商品開発をしていろんなところで販売して山形県民をものすごく健康にしていこうと頑張りたい」
発表されたアイデアは今後、関係企業などと連携しながら来年夏までの実現を目指します。