「きょうは特別な日」ノーベル賞の大村智博士 地元の神社に太刀奉納 美術館で展示へ 山梨
ノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智博士が4日、神奈川県の刀匠から贈られた太刀を地元・韮崎市の神社に奉納しました。
4日は韮崎市鍋山の白山神社に大村博士ら関係者約20人が集まり、巫女の舞や玉串の奉納などの神事が行われました。
太刀は大村博士のノーベル生理学・医学賞の受賞を祝うために神奈川県の小野剣白靖俊刀匠から贈られたものです。大村博士はきょうまで人々の健康と福祉の向上に尽くすことができたことに感謝の意を込め、太刀を神社に奉納しました。
大村智博士
「刀作というのは刀匠がまさに魂を込めてつくられますよね。ですからそういうものが刀の反りに表れていて、それを見ながらきょうは特別な日だなと思った」
白山神社は現在、無人のため奉納された太刀は5日から、大村美術館に展示されるということです。