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漁獲枠サンマ10%減 サバ半減提案も 国際会議始まる

2025年3月24日 7:21
漁獲枠サンマ10%減 サバ半減提案も 国際会議始まる

サンマの漁獲枠などについて話し合われる国際会議=北太平洋漁業委員会(NPFC)が、24日から大阪市内で始まりました。日本のほかに、北太平洋で漁をするアメリカ、カナダ、ロシア、中国、韓国、バヌアツ、台湾、EUが参加しています。

水産庁によりますと、サンマの漁獲量は過去の乱獲や、海水温の上昇などの、環境の変化によって、低水準が続いています。このため、将来にわたって漁獲量を維持していくために漁獲枠を現在の22万5000トンから10%減らした20万2500トンとする方針などをめぐって、協議します。

また、日本からは、漁獲量が落ち込んでいるサバについても、北太平洋の公海で10万トンまでとされている漁獲枠を半分の5万トンまで減らすことを提案する予定です。

国際会議は27日まで開かれ、漁獲枠の削減や、削減された枠内で各国の分配をどうするかなどについて、合意を目指します。

最終更新日:2025年3月24日 7:21
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