レギュラーガソリンの全国平均価格は3週連続で値下がりとなりました。

石油情報センターによりますと、今週29日（月）時点の全国のレギュラーガソリンの平均価格は、先週に比べて50銭安い1リットルあたり168円50銭で、3週連続で値下がりしましたが、依然として高値水準が続いています。

国際的な原油市場はロシアによるウクライナ侵攻の影響を受け、供給への不安などから高止まりしていますが、政府が石油元売り会社に出している補助金の効果により、今週のガソリン価格は値下がりとなりました。

一方、先週サウジアラビアなどの産油国が原油の生産量を減らす可能性を示唆したことから、原油価格がさらに上昇傾向にあり、石油情報センターは来週のガソリン価格について、値上がりを予想しています。