生活品次々と…来年も“値上げラッシュ”に
値上げラッシュとなった今年に続き、来年2023年もすでに多くのものの値上がりが発表されています。
帝国データバンクによりますと、主な飲料・食料品メーカー105社が来年1月から4月までに値上げすると発表している品目数は7152品目です。
中でも最も多いのは冷凍食品といった加工食品の3798品目です。
ほかにも、しょうゆなど調味料が1343品目、お菓子類も480品目で値上げが発表されていて、再値上げされる商品が目立つということです。
また、トイレットペーパーやティッシュなど家庭用の紙製品も来年1月から2月にかけ相次いで値上げされます。
大手3社は今年春から秋にも値上げしていて、こちらも再値上げとなります。
一方、電気料金をめぐっては経済産業省に値上げ申請が必要な「規制料金」はすでに大手10社すべてが上限に達していて、そのうち5社が来年4月以降の値上げを申請しており、ほかに2社が申請する方針を示しています。
また、大手都市ガスも4社のうち3社が来年1月の料金値上げを発表しています。
ただ、1月の使用分から政府の総合経済対策が適用されるため、 標準的な家庭で、電気料金は月に2800円程度、ガス料金は月に900円程度、安くなると見込まれています。