1ドル=148円台 10か月ぶりの円安水準 米で高い政策金利が長期化の見方
外国為替市場で円安が進み円相場が1ドル=148円台まで下落しました。
東京外国為替市場で、20日午後4時すぎに円相場が1ドル=148円台まで下落し、去年11月上旬以来、およそ10か月ぶりの円安ドル高水準を更新しました。
アメリカでこのところ予想を上回る経済指標などを背景に、高い政策金利が長期化するとの見方が広がっています。
そのため日米の金利差拡大が意識され、金利の低い円を売って、より高い利回りが得られるドルを買う動きが強まっています。
市場では、日本時間の明日未明に発表されるアメリカの金融政策の行方に注目が集まる一方で政府日銀による為替介入への警戒感も出ています。