日経平均3日続落155円安 米株安など受け
1日の東京株式市場で日経平均株価は3日続けて値を下げ、前日比155円45銭安い2万7665円98銭でした。
前の日のアメリカ市場で、大幅な株安を受けて、東京市場でも運用リスクを回避する売り注文が優勢となりました。平均株価の下げ幅は400円を超える場面がありました。
しかし、その後は円相場が1ドル=122円台後半と、先月31日に比べて円安に傾いたことなどから、輸出関連株に買い注文が入り、平均株価の下げ幅は縮小しました。
また、日銀が1日に発表した「日銀短観」で、大企業・製造業の景気判断が7期ぶりに悪化となりましたが株式相場への影響は限定的と見られました。
東証1部の売買代金は、概算で2兆8935億円。東証1部の売買高は、概算で11億9029万株。
4月4日から東京証券取引所は市場区分の見直しに伴い、「東証1部」を廃止し「プライム」と呼ばれる区分けが新設されます。