日経平均205円安 利益確定の売り注文広がる
28日の東京株式市場で、日経平均株価は10営業日ぶりに値を下げました。先週末比205円95銭安い2万7943円89銭でした。
先週末までの9営業日で、日経平均株価が合計3000円近く上昇した反動で、28日朝の東京株式市場では、利益を確定する目的の売り注文が広がりました。
また、アメリカの長期金利が上昇したことから、先週末のニューヨーク株式市場で、ハイテク株が中心のナスダック総合指数が下落したことなども日経平均株価を押し下げる要因になり、平均株価は一時、300円以上値を下げました。
しかし、その後、東京外国為替市場で円相場は1ドル=123円台前半と、25日に比べて円安に傾いたため、輸出関連などの銘柄などが買われ、平均株価の下げ幅を縮めました。
東証1部の売買代金は、概算で2兆5820億円。東証1部の売買高は、概算で11億1024万株。