円高で輸出関連銘柄に売り 日経平均小幅安
29日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に値を下げました。終値は前の日に比べて13円84銭安い2万7801円64銭でした。
アメリカで利上げのペースが抑えられるとの見方から、前の日のアメリカ市場で主要な株価指数が軒並み上昇しました。この流れから東京株式市場も上昇し、一時、節目の2万8000円を超えました。
ただ、外国為替市場で、円相場が1ドル=132円台と円高方向に進んでいることなどから、輸出関連の銘柄に売り注文が広がりました。また、週末を控えて利益を確定する目的の売り注文も出て、平均株価は値を下げて取引を終えました。
東証プライムの売買代金は概算で3兆2524億円、売買高は概算で12億9359万株。