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日経平均3営業日続落 「日銀短観」など受け一時500円超の上昇も…午後にかけマイナスに 

2023年10月2日 18:44

10月2日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に値を上げたあと、先週末より値を下げて取引を終了しました。3営業日連続の下落となりました。終値は、先週末に比べて97円74銭安い3万1759円88銭でした。

2日朝に発表の「日銀短観」で、代表的な指標である「大企業・製造業」の景況感が2期連続の改善となりました。また、アメリカで政府機関の閉鎖が回避されたことなどを受け、2日朝の東京株式市場では、銀行や自動車関連を中心にほぼ全面高となりました。日経平均株価は、上げ幅が一時500円を超える大幅上昇となりました。

しかし、午後にかけて、利益を確定する目的の売り注文が膨らみ、日経平均株価はマイナスに転じました。アメリカの金利上昇への警戒感やアメリカの株価指数先物に売り注文が入ったことなども株価下落の要因となりました。

東証プライムの売買代金は、概算で3兆7015億円。東証プライムの売買高は、概算で15億5061万株。