日銀短観 大企業・製造業は2期連続で改善
日本銀行が2日発表した9月の「日銀短観」で、「大企業・製造業」の景況感は2期連続で改善しました。
企業の景況感などを調査する9月の「日銀短観」で、景気が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を引いた指数は、「大企業・製造業」でプラス9ポイントと前回6月の調査を4ポイント上回り、2期連続の改善となりました。総じて原材料価格が一服したことで「自動車」や「石油・石炭製品」など幅広い業種で景況感が改善しました。
また、大企業・非製造業は、プラス27ポイントで前回を4ポイント上回り、6期連続の改善となりました。インバンド需要の増加などを背景に、「宿泊・飲食」などが回復しました。