コメの収穫シーズンを控え、農水省は３日にも、コメの放射性物質に関する検査方法を公表する方針。

　農水省は現在、コメの放射性物質の検査について、収穫前と収穫後の２段階で行うことを検討している。

　春の田植えの前に実施した水田の土壌調査で、放射性セシウムが土壌一キロあたり１０００ベクレルを超えた地域や空間線量の高い地域について、収穫前に稲を刈り取って検査し、玄米一キロあたり２００ベクレルを超えた場合は、その地域の収穫後の検査を強化する方針。