来週の電力需給「安定供給に必要な水準を確保できる見通し」
経済産業省は来週の電力需給について「安定供給に必要な水準を確保できる見通し」だと発表しました。
経産省によりますと、来週は各地で気温が上がり、多くの人が冷房などを使用することから、電力の需要が高くなると予想されています。ただ、補修作業を行っていた火力発電所が復旧したことなどから供給力も増えているため、「安定供給に必要な水準を確保できる見通し」だとしています。
電力の余力を示す「予備率」は特に需給が厳しい9日の東京・東北電力管内でも4.5から6%程度の見通しで、安定供給に最低限必要な3%は確保できるとしています。
一方で、発電所の停止など不測の事態も起こりうることから、経産省は熱中症にならないよう冷房を適切に活用した上で、無理のない範囲での節電を呼びかけています。