世相をユーモアたっぷりに表現する「サラっと一句！わたしの川柳」（＝サラせん）で、投票の結果、物価上昇にまつわる句が1位に選ばれました。

毎年全国から募集している「サラせん」。25日、8万を超える川柳から投票で選ばれたベスト10が発表されました。1位に選ばれたのは…

『また値上げ　節約生活　もう音上げ』
健康奉仕さん（50代）。

去年止まらなかった物価上昇に節約生活も限界にきている、とユーモラスに詠んだ作品でした。

『サイフより　スマホ忘れが　致命傷』
芋は焼酎派です。さん（30代）。

『店員が　手とり足とり　セルフレジ』
三階から目薬さん（40代）。

いまやスマホは、財布以上に欠かせない存在となっていることやセルフレジの操作に戸惑う様子など、デジタル社会をユニークに詠んだ作品に多くの人が共感しました。

そのほか、

『熱が出て はじめて個室　もらう父』
とぱーずさん（50代）。

コロナに感染してしまったときの家族の暮らしを詠んだ作品などコロナにまつわる句も3つ入りましたが、割合は減少するなど脱コロナが進む様子も感じられました。