１８日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に値を下げ、終値は先週末比１円６２銭安の１万５１６４円３０銭だった。

　先週末のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、アメリカの量的金融緩和策が継続されるとの観測を背景に、ダウ平均株価は最高値を更新した。アメリカの株高の流れを引き継ぎ、１８日朝の東京株式市場でも取引開始から買い注文が先行した。しかし、先週、株価が大きく値を上げたことから、利益確定のための売り注文も入り、東京株式市場は一進一退の展開も見られた。

　午後は、外国為替市場で円相場がやや円高に傾いたことから、自動車などの輸出関連銘柄で売り注文が優勢となり、日経平均株価は小幅に値を下げて取引を終えた。

　東証１部の売買代金は概算で２兆４８５４億円、売買高は概算で２８億４０００万株。