日経平均株価381円高 今年最大の上げ幅
東京株式市場の日経平均株価は今年最大の上げ幅を記録し、約15年ぶりに2万800円台を回復した。
23日の東京株式市場では、ギリシャの金融支援を巡る協議が進展するとの期待感から買い注文が広がり、ほぼ全面高の展開となった。円相場が1ドル=123円台後半とドルに対して円安に傾いていることも株価を押し上げ、日経平均株価は2000年4月以来、15年2か月ぶりに2万800円台を回復して取引を終了した。上げ幅は381円高と今年最大で、日経平均株価はこの3営業日で800円以上値上がりしたことになる。
ヨーロッパでは今週、ギリシャの金融支援を巡る協議が大詰めを迎えることから、市場では協議の行方に注目している。